〈教育の多様性〉の会
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  教育権について
古山明男さん

Date : 2002.12.7
Number : 014

ML ID : [diversity:0532]
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古山です。
新しい教育をうち立てる、新しい制度を考えるとなると、教育権の問題が出てきます。
『教育基本法の理論』の中で、田中耕太郎がものすごく根底的な問いかけをしています。紹介します。
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「我々は教育権そのものの根本に立ち入って考察しなければならない。
 およそ人間は自由であり、他人の干渉を受けないで己の欲するままに生活する自由と権利を有するものとするならば(もちろん他人の権利や自由を侵害しない範囲内において)、教育を受けると否とは各自の自由であるのが当然である。
 自己に対する教育権者が、あるいは両親にしろあるいは国家や教会にしろ、別に存在することは、特別の理論的基礎を必要とすることになる。トルストイは、人間が何故に人間を罰し得るかを問題とした。教育を与えることは刑罰と異なって恩恵であるが、しかし恩恵といえどもこれを強制して課することについては同様の問題が存在する。
 この故に我々は人間が何故に人間に対して教育権を有するかを問題としなければならない。」
  (『教育基本法の理論』 田中耕太郎著 p150)

 
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