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  The Else Klink Ensemble at The Eurythmeum Stuttgart Japan Tour

  エルゼ・クリンク‐アンサンブル/オイリュトミー舞台公演   Automn 2001






Michael Leber





ミヒャエル・レーバー
(エルゼ・クリンク・アンサンブル総監督)


  まさに20年前、私たちオイリュトミーアンサンブルは、エルゼ・クリンクの芸術監督の下に日本公演をし、福岡にもまいりました。
  それからも私たちは繰り返し日本を訪れることができました。 1998年にも大きな公演がありましたが、そのときの最南端が広島でした。 私たちはそこで広島のもつ重い運命を体験することができたのでした。
  今年はそれ故に、なおさら福岡を再訪できることが喜ばしく思われてなりません。 この20年前に始まったワークショップと公演の環は、ここに完結するのです。








Dr. イリス・ヤーナ・マグドウスキー
(ドイツ・シュトゥットガルト市長)



Dr. Iris Jana Magdowski




  オイリュトミーは、人智学(アントロポゾフィー)の創始者であるルドルフ・シュタイナーによって、20世紀の初頭に開発された運動芸術です。 アジアにおいては、この運動芸術は、まだそれほど知られてはいないと思われます。 「オイリュトメウム」は、シュトゥットガルトを拠点にその優れた舞台活動を展開してきましたが、このたび、アジアの3つの国に招かれ、公演ツアーを行ないます。 「オイリュトメウム」の舞台上演が、アジアの人々の強い関心によって受けとめられることを期待しております。
  「オイリュトメウム」は、州の首都シュトゥットガルトを代表する存在として、都市の枠を越えて、広く称賛されてきました。 今日の世界は、グローバル化の名の下に、ますます狭まってきております。そのような時代にあって、このたびの交流が実現されたことは、私にとって非常に喜ばしいことです。 ここから長く持続するパートナーシップが、そして芸術と文化における相互の触発がもたらされますよう、皆さまとともに願うものであります。
  また、アンサンブルの皆さまと芸術監督に対しては、日本、韓国、タイにおいて充実した時を過ごされ、舞台上演が成功を収め、芸術的にも豊かな実りがもたらされますよう、お祈りしております。







高橋弘子(那須みふじ幼稚園)


  1981年の初公演から数えて3度目の全国ツアーとなる今回の公演には、3つの楽しみがある。
  まず、伴奏者としての 音楽家 がすばらしい。気鋭のヴァイオリニスト、ガブリエル・コー・カメダがいる。 日本人の医師を父にもつこの若手ヴァイオリニストの音楽性は、あまりにも繊細で、透明で、かぎりなく美しい。 現在20才の若きピアニスト、ローレンツ・パッツラフは、シュトゥットガルト・シュタイナー学校の学生であるが、すでに数々の音楽文化賞を受け、ソリストとしても、著名なオーケストラの伴奏者としても高名を馳せている。 そして、なんと言っても楽しみなのは、世界的ハープ奏者ウルスラ・ホリガーである。 彼女は、ソリストとして世界中で活躍し、ベルリンフィル、ウィーンフィルなどとも協演している。
  2つめの楽しみ、それはピーター・ジャクソンによる照明である。 ゲーテの色彩論を基調にした彼の照明から、あるときは山川草木自然の色の世界が、そしてあるときは虹の世界が舞台の上に織りなされる。
  そして3つめの楽しみは、ミヒャエル・レーバーを中心とした11名による大編成のアンサンブルだ。 音が満たし色があふれる舞台の上に、フォルムとダイナミズムによる生命が注ぎ込まれる。
  このすばらしいエルゼ・クリンク・アンサンブルの舞台を三度日本で味わえる幸せを喜びたい。