The Else Klink Ensemble at The Eurythmeum Stuttgart Japan Tour
エルゼ・クリンク‐アンサンブル/オイリュトミー舞台公演
Automn 2001
オイリュトミーの始まりと発展
1912年、オーストリア生まれの哲学者、科学者、芸術家であるルドルフ・シュタイナーは、若い学生の母親から訊ねられました。 彼の人智学のなかに、新しい運動芸術を生みだす衝動を見出すことが可能かどうかと。 「それは可能です」と答えたシュタイナーは、女優のマリー・フォン・ジーフェルスとともに、言語形成の諸法則に対して集中的に取り組みはじめました。 この2人の共同作業から、オイリュトミーを基礎づける最初の歩みが始まったのです。
言語を話すことは、人間のなかに精神が宿っていることの生きた証拠です。 また、言葉のもつ創造的な形成力から流れだす動きの証でもあります。 言語と音楽が本来結びついたものであったことは、初期のギリシャ文化のなかに見てとることができます。 言葉と音楽、この2つが別々に分かれてしまったことは、人間の意識に変化が生じたことの表われです。 ルドルフ・シュタイナーはこうした変化の有機的・精神的な本質を探究したのです。
このような探求から、オイリュトミーの基本要素や、基本理念、芸術的表現が誕生しました。 これらが、いまある形でのオイリュトミーの発展の礎となりました。 すなわち、言語オイリュトミー=目にみえることばの芸術、音楽オイリュトミー=目にみえる歌の芸術です。
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