● アルファ卒業公演の海外での評価

オイリュトミー集中クラス・アルファのドルナッハでの卒業公演発表を観たドルナッハの最古参オイリュトミスト、リリー・ライニッツァーさんより寄せられた評価です。

オイリュトミーに現代音楽が見えた

横浜の卒業クラスのグバイドゥーリナ作曲「シャコンヌ」の舞台は、私に触れ語りかけてくれて、私にとって初めてオイリュトミーとして観ることのできた現代音楽だった。 そこでは、何か適当に考えだされたような表現を使った動きなどはなく、まさにその音楽がオイリュトミーの動きに変換されていて目に見える表現となり得ていたのを私は観た。

私にとって彼らのオイリュトミーの要素がファンタジーを現出させ、それがまたオイリュトミーを活性化させる。 そしてそれは「現出する芸術」になっていた。 この舞台作品全体が空間の中で息づいていた。

日本の神話(古事記)の言葉のオイリュトミーについては、この日本人たちは十分に勤勉で、的確に練習を積んでいると言える。 しかしこの作品での言葉の動きは、今よりもさらに満たされたものへとなっていってほしい。 そうすれば身体的にではなく、魂的霊的に言葉(日本語)自身が語るようになるでしょう。

リリー・ライニッツァー

オープンフォーラム誌への寄稿:2007年7月
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