May 2008 / No.71
ブルガリア・アントロポゾフィー協会
活動の「家」に支援を!
私は2007年のゲーテアヌムの精神科学自由大学ミカエル祭会議に参加し、そこでブルガリアからの参加者数名と知り合いました。 それがきっかけとなり、後にブルガリア人智学協会代表のゲオルギ・アカバリェフさんから、ブルガリアの人智学活動のための寄付を日本の人智学の友人の方々にお願いしてもらえないかと問われました。 それを喜んで引き受け、アカバリェフさんからの手紙を訳しました。 皆さんのご協力をお願いします。
北海道伊達市在住・萩原亮一
東西冷戦構造の崩壊とブルガリア人智学運動
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寄付のお願い
※ 受付締切 2008年7月7日(月)私たちはどんな額であっても、私たちへの援助として与えられるお金に感謝します。 融資金を返済するため、そして私たちの人智学の「家」の設備を整えるために。
代表ゲオルギ・アカバリェフ
寄付はフォーラム・スリーでお受けし、まとめて送金します。
ゆうちょ銀行振替口座
(郵便振替口座)フォーラム・スリー
00160-9-606986※ 通信欄に「ブルガリア人智学協会寄付金」と明記してください。 なお、寄付の一部は銀行の送金手数料に使用します。
※ 寄付管理責任者:萩原亮一
ブルガリア人智学協会は首都ソフィアにおいて2001年のミカエル祭の日に発足しました。
この重要な出来事は、1988年から始まった政治的変動とともに徐々に生じてきた人智学運動の発展の結果でした。 それ以前は、何らかの形で人智学との繋がりを見出した少数の人たちが秘密裏に活動していました。 主にルドルフ・シュタイナーの著作や講演録を読みあったり、話し合ったりしていました。 その中の一人のディモ・ダスカロフは、シュタイナーの60以上の連続講演をブルガリア語に翻訳し、ブルガリア人の手元にも人智学の文献を届けました。 けれども、ディモ・ダスカロフは、1990年5月、スタラ・ザゴラの人智学グループが初めて公認の団体として登録された後すぐに地上と精神世界の境域を越えてしまいました。
その後間もなくして、ソフィアでもいくつかの人智学グループが発足し、同じような関心を持つ人たちがそれらの場で出会えるようになりました。 私たちは集い、講演をしたり、共に祝祭を祝ったりするようになりました。 私たちはドルナハと永久に続く関係を確立し、また、会員証を受け取りました。
その最初の段階から、そして全くすばらしく不思議な仕方で、私たちはいくらかのオランダの友人たち、そしてオランダの人智学協会と暖かい繋がりを持つことができました。 もう10年以上に亘って、私たちのオランダの友人たちはブルガリアを訪れ、人智学の活動における彼らの経験を分かち合ってくれています。
2007年12月22日、みなが集う新しい「家」でともにクリスマスを祝いました。 背景の壁にはヴェールペインティング(層技法)による壁画が描かれていて、なかなかきれい。
学びと実践の広がり
国内の政局の変化による厳しい経済的危機にもかかわらず、人智学は、それを運命によって見出した人々の心と魂の中で今まで以上にしっかりと錨をおろすようになりました。 そして徐々に、私たちはひとつの協会においてお互いに繋がりたいという強い願望を持つようになりました。 それが、2001年9月29日のミカエル際の日に実現したのです。
今日、ブルガリア人智学協会には約100名の会員がいます。 主な活動は伝統的にソフィアとスタラ・ザコラで行われますが、他の町でもいくつかのグループがすでに育ってきています。 現在、6つの町で10以上の研究会が人智学を共に学んでいます。 また、親愛なるオランダの友人たちの訪問の結果、いくつかのソーシャル・セラピー・グループがつくられました。 ソフィアとスタラ・ザコラでは、定期的に精神科学自由大学第一クラスのクラス・レッスンが読まれています。 シュタイナー教育実践へ向けての衝動は日々力強くなってきています。
もっとも活発で大きないくつかの人智学コミュニティーは、ブルガリアのちょうど真ん中にあるスタラ・ザコラにあります。 ここでは7つの人智学グループがリズミカルに活動していています。 3つの研究会と、芸術を通したソーシャル・セラピーのグループがひとつと、シュタイナー教育のグループがひとつ、バイオダイナミック農業のグループがひとつ、そして音楽アンサンブル・グループがひとつです。
新しい「家」をともに支えてください
おなじみの聖夜劇の寸劇で、ひげをはやした羊飼い登場。
私たちは、それぞれの生活の場である家庭での活動が徐々に困難になってきたことから、1997年以来人智学活動のための家を購入するために資金を集めはじめました。 それが始まりでしたが、それを私たちだけの努力で達成するには少なくとも数十年はかかったことでしょう。
最近の数年間は物価が劇的に上昇し、活動に相応しい部屋を借りるのも特に困難になりました。 そこで、2007年の夏、私たちはどんな犠牲をも払うという覚悟を持って、人智学協会のための家を買うことを決めました。 そして奇蹟が起こりました。 それはまるで精神世界が私たちのそのような決意と犠牲の精神を期待していたかのようでした。 私たちの理想を実現するのに必要な援助を得ることができたのです。 2007年10月から人智学協会はスタラ・ザコラに自分の家を持ちました。
Anthroposophical Society in Bulgaria
Tzar Simeon str. 55, 1000 Sofia, BULGARIA
http://www.aobg.org/
しかし、まだ多くの修理とリフォームを早急に必要としているだけでなく、椅子やテーブル、本棚、黒板なども購入する必要があります。 また同時に私たちは、どうしても必要であった銀行の融資を返済しなければなりません。 それゆえ私たちはどんな額であっても、私たちへの援助として与えられるお金に感謝します。 融資金を返済するため、そして私たちの人智学の家の設備を整えるために。
ゲオルギ・アカバリェフ
2008年2月28日
スタラ・ザコラ
初出:月刊オープンフォーラム May 2008 / No.71
