Apr. 2005 / No.40

ドロテアさんに聞く

オイリュトミー・スプリングヴァレー・アンサンブル
2005年日本公演「出航」上演に向けてのインタビュー

Q1 : スプリングヴァレーの特徴は?

昔の舞台グループは、ひとりの指導者がいて、その人への全幅の信頼の下で皆がやっていました。 その場合、ひとりひとりが主体になっていない作品は、心がそこにないということがしばしばありました。

現在のグループでは、おのおのがそれぞれのやり方でプログラムに関わっていき、だんだんと確信が皆のなかに生れてくるプロセスを大切にしています。 誰かひとりでも「できない」と言えば、そこで立ち止まってみます。 プログラム全体の呼吸をみながら、全員の確信の下に進めていき、全員が作品に責任をもつのです。 全員が発言して作品をよくしていく。 作品は誰のものでもなく、作品それ自体のものなのです。 この雰囲気はアメリカのよさでもあると思うし、ネイティブアメリカンの伝統のなかにも「トーキングスティック」という文化があって、そこにつながりを感じています。

Q2 : 日本にはどのような印象を?

前回(2002年5月,本誌No.13)は、講座参加者の喜びに満ちた姿に感動しました。 今回(2004年5月)は、2週間同じ日本の方たちと接して深まりがありました。

これから「日本のオイリュトミー」のあり方を考えていけたらと思っています。 箸を使う文化、包む文化、慎み深さなど、興味は尽きませんが、詩や俳句の言葉の「音」から大事なことはひも解かれていくと思います。 表現された意味からではなく、「音」。 そのことを通して、狭い意味での「日本人」から出て行くことができるといいですね。

オイリュトミー・スプリングヴァレー・アンサンブル
2005年日本公演「出航」

  • 2005年2月11日(金)東京・大井町
  • 2005年2月13日(日)神奈川・港南台
  • 2005年2月14日(月)神奈川・大船

ワークショップ

  • 2005年2月9日(水)東京・東久留米
  • 2005年2月5日(土)神奈川・港南台
  • 2005年2月12日(土)神奈川・港南台

初出:月刊オープンフォーラムJan.2005, No.38
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