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政府の「新しい公共」政策,シュタイナー学校の取り組み

江田五月参議院議長、長島昭久民主党議員と意見交換するシュタイナー学校関係者。 ©江田五月事務所

日本政府は現在、子育て、教育、福祉、医療、街づくりなど、これまでおもに行政によって担われてきた領域に、NPOなど市民の力を呼び込む「新しい公共」政策を推進しています。 日本のシュタイナー学校や幼児教育実践をこの「新しい公共」を担う活動と位置づける全国シュタイナー学校運営連絡会は、政府の動きを受け、3月30日、江田五月参議院議長、長島昭久民主党議員らと意見交換。 4月5日には同議員を通して鳩山首相に陳情書を届けました。

陳情の内容は二点。

  1. 多様な学校を推進する制度の設置
  2. 高校無償化政策の弾力的運用による草の根学校への支援

陳情書には、日本のシュタイナー学校の現状報告と各校のパンフレットや資料を添付。 政府が開催する「新しい公共円卓会議」の議論のたたき台として、各校の現状を踏まえた論点も付記しました。

折しも、3月30日に開催された参議院文教科学委員会の高校無償化討議のなかで、鳩山首相みずからが「新しい公共」を担う教育活動の具体例としてシュタイナー教育に言及しました。

首相の発言主旨は、

  • NPOによる不登校支援やシュタイナー教育などはたいへん重要だが、国としての支援が充分ではなく、歯がゆく思っている。
  • 「新しい公共」の発想のなかで、このようなある意味での高邁な思想に基づいた仕事を支援する道筋を考えたい。
  • 具体的にはNPO制度の改善や寄付控除などの税制改革などがあるだろう。

以上は公明党の山下栄一議員の質問への答弁として語られたものです。

シュタイナー学校や幼稚園がより緊密な横のつながりをもって社会に働きかけていくために、学校連絡会や幼児教育協会などの横のつながりの重要性が高まってきています。

参議院文教委員会の答弁でシュタイナー教育に言及する鳩山由紀夫首相 ©参議院

  • 鳩山首相の発言を含む議事録が以下に公開されています。
    3月30日付参議院文教科学委員会議事録
  • 鳩山首相の発言は映像でも閲覧できます。
    以下をクリックして2010年3月30日の文教科学委員会を選択し1:28付近を再生。
    参議院ネット中継
  • 全国シュタイナー学校運営連絡会 問合先
    フォーラム・スリー
    学校運営連絡会担当:佐藤雅史
    tel.03-5287-4770 / fax.03-5287-4771

震災地チリの動きと支援のお願い


IASWECE(国際シュタイナー/ヴァルドルフ幼児教育協会)のスーザン・ハワードさんを通して、チリのアントロポゾフィーに関わる人々からのメッセージが届いています。 現地では、「チリに暖かい覆いを」(Hullen fur Chile)運動が展開されており、物的、精神的な支援へ向けて人々が動いています。 同運動への支援も呼びかけられています。 詳細は日本シュタイナー幼児教育協会のHPに公開されていますので、ぜひご覧ください。

チリ震災情報(幼児教育協会HP)

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